2013年9月6日金曜日

開館15周年のミケランジェロ展を開催


 日本最大級の私営美術館である「大塚国際美術館」(鳴門市 大塚一郎館長)
は、9月から11月末まで「神のごときミケランジェロ」展を開催している。
 「日本におけるイタリア年」の今年、システィーナ礼拝堂天井画が完成
五百周年にあたり、西洋美術史上のあらゆる分野に多大な影響を与え、
「神のごとき」と称されたミケランジェロに焦点を当てその魅力を深く
掘り下げたイベントとなっている。
 同美術館にはミケランジェロが描いた天井画と正面祭壇壁画
「最後の審判」が描かれたシスティーナ礼拝堂を立体再現した
「システィーナ・ホール」があり、同時期に東京・国立西洋美術館
で開催される「システィーナ礼拝堂五百年祭記念ミケランジェロ展
—天才の軌跡」とのコラボレーションも行われている。
 大塚国際美術館は開館15年目の節目となり、同館の象徴となっている
「システィーナ・ホール」を通して、ミケランジェロの偉業と同時代を
生きた画家や彼らを取り巻く人物の魅力を知ることができよう。
 期間中の毎週末には週末ギャラリートーク「神のごときミケランジェロ」
を14時から開催しているほか、鑑賞シート「ミケペディア」の配布
を行っている。またレストラン&カフェではミケランジェロの故郷
トスカーナ地方の家庭料理のランチやルネサンス期に誕生した
ズコットケーキが楽しめる。
 開館時間は9時半から17時まで(入館は16時)、月曜休館。
入館料は一般三千百五十円、大学生二千百円、小中高校生五二十円。
電話088—678—3737



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