2013年9月17日火曜日

明治大学で徳島が生んだ文豪「モラエス」を考える


明治大学・徳島県・徳島大学は
連携講座「ポルトガルの文豪 モラエス シンポジウム〜『美しい日本』を
こよなく愛した異邦人」を開催する。

ポルトガル の首 都リスボン生まれ のヴェンセスラウ・デ・モラエス
(1854-1929)は、神戸・大阪ポルトガル総領事を務めている頃、芸者お ヨ ネ 
と 出 会 い 、と も に 暮 ら す よ う に な る 。1912年 に 
お ヨ ネ が 病 没 す る と 、翌 1 9 1 3 ( 大 正 2 年 )に 職 を 辞 し 引 退 。
お ヨ ネ の 故 郷 で あ る 徳 島 市 に移住する。
徳島の豊かな自然と田舎生活をこよなく愛し、おヨネの姪 
コハルをも愛したが、まもなくコハルにも先立たれ、モラエスは
孤独な 晩年を徳島で過ごす。
しかし、モラエスは日本滞在中、鋭い感性を通し て日本の文化に
ついての著作を数多く遺した。このポルトガルの文豪
モ ラ エ ス に つ い て は 、父 新 田 次 郎 と 息 子 藤 原 正 彦 の 
合 作 小 説『 孤 愁 (サウダーデ)』が昨年出版され、話題となっている。
 モラエスが移り住んでちょうど100周年の今年、モラエスの生涯を
振り返りながら、 モラエスはどのような人物だったのか。
彼はなぜ祖国に帰らず、徳島を 永住の地としたのか。
おヨネへの愛がそうさせたのか。
モラエスが徳島に移り住んでちょうど100周年となる今年、モラエス
のいう「美しい日本」をテーマに、パネリストによる講演と
ディスカッションにより、現代の「美しい日本」について考えます。




明治大学リバティアカデミーオープン講座/明治大学・徳島県・徳島大学連携講座

「ポルトガルの文豪 モラエス シンポジウム」

■日程:平成25年12月1日(日曜日)  

   開場:午後1時30分
    開演:午後2時(~4時30分)

■場所:明治大学駿河台キャンパス
       リバティタワー1階 リバティホール

■受講料:無料(事前予約が必要です。)

■申込先:明治大学リバティアカデミー事務局
       ☎03-3296-4423

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