2013年9月18日水曜日

徳島新聞社が福島市で地元新聞社と共同イベント


徳島新聞社は福島県の地元新聞社である福島民報社との共同企画事業「芸術から力を、うつくしま復興」「阿波おどり競演」を9月16日に福島市内で開催した。


以下、福島民報の記事を抜粋。

シンポジウムには徳島市出身の写真家・立木義浩氏と、原発事故で全町避難している浪江町の大堀相馬焼協同組合理事長で陶芸家の半谷秀辰(ひでとき)氏が出演し、復興には人や地域のつながりが重要であることを再認識。伝統工芸や写真は人や地域をつなぐ力になると強調した。阿波踊り競演では徳島県などの団体が本場の踊りを披露し、県民を元気づけた。 シンポジウムは福島市の「こむこむ」で行われ、福島民報社の佐藤光俊取締役編集局長が司会を務めた。震災後、県内を訪れ写真を撮り続けている立木氏は被災地のがれきから記念写真を見つけたエピソードを紹介し、「記念写真や家族写真は家族の宝物。写真は家族や他人とつながる手段の一つになる」と述べた。 原発事故で避難を強いられている半谷氏は益子焼や備前焼など全国の産地からの支援に感謝した上で「以前からのつながりに助けられた。そのことで伝統を守っていく勇気、諦めない気持ちをもらった」などと語った。 出演予定だった川内村出身のミュージシャン・渡辺俊美氏が台風18号の影響で公演先に足止めされ、出演できなくなったため、代わってバンド「音速ライン」のボーカルで、いわき市出身・郡山市在住のミュージシャン・藤井敬之氏が急きょ、会場に駆け付け、震災後に作った歌「ありがとね」を披露した。阿波踊り競演は午後3時前から始まる。本場・徳島で昭和21年結成の最古の歴史を誇る団体「娯茶平(ごじゃへい)」と東京・高円寺の「飛鳥連」の合わせて約40人が来福する。県内各地の阿波踊り愛好者でつくる福島阿波おどり協会の会員も加わり、総勢約80人で踊る。 初心者は「にわか連」として自由な服装で踊ることができる。当日、踊りの指導がある。参加無料で、事前申し込みが必要。



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